【翻訳】DECK TECH:キブラーティムール
2014年10月21日 翻訳 コメント (3)DECK TECH: TEMUR WITH KIBLER
Frank Karsten
October 19, 2014
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpla14/decktechtemur
プロツアー殿堂のBrian KiblerはティムールアグロでGPロサンゼルス1日目をトップの成績で終えました。「いやあ久しぶりだ!《生命散らしのゾンビ》が完全に退場してくれた今こそ勝てる時さ!」彼は《凶暴な拳刃》で相手にトドメを刺し成績を9-0にすると声高にそう言いました。
2日目は不幸にも最初の2戦を落としてしまいましたが、それでも彼の最新の構築センスとそのカードチョイスには期待がかかるばかりです。参考までに、以下が彼のレシピです。
このデッキに至った経緯を教えてくれますか?
「あー、これまでも緑の氏族は全部、何度も何度も回ってきたんだ」キブラーは答えました。
「初めに作ったティムールは今よりもマナ加速をするモンスターズだったけど、あまり出来は良くなかった。《嵐の息吹のドラゴン》はジェスカイ相手にはとても弱くて、相手が《かき立てる炎》入りデッキの時はどんなにマナをそのフライヤーにつぎ込んでも無意味でしかなかった。」
「そんなこんなでマナクリとドラゴンを殺されまくって負け散らかした後、このデッキをよりアグレッシブにした訳だ。マナクリ自体は殴れる奴を残している。《加護のサテュロス》でマス除去のアタッカーにも出来る奴をね。代わりに《森の女人像》は解雇したし、《嵐の息吹のドラゴン》も減らして《荒野の後継者》を採用した。こいつがこのデッキの一番良い転換点で、お陰で押されてる盤面では弱い《ティムールの魔除け》がずっと使いやすくなったね。」
このようなマナを効率的に使うデッキで重要なことは何ですか?
「どのフォーマットでも結局はマナを使うものであって、そんな中でマナを手早く、上手く使用する方法はいつでもあるものさ」キブラーは説明します。
「テンポは多くのマッチでとても大切だ。その例で《荒野の後継者》は2ターン目に出しても強いし、後引きしても腐らない。」
このデッキにおける《火口の爪》の役割を教えてください。
「《火口の爪》はこのデッキで最も強力なカードの1つだね。《ショック》にもなるし《火の玉》以上にもなる。多分X=0で撃った回数が一番多いかな。3ターン目に《凶暴な拳刃》をプレイすると共に相手のクリーチャーを焼ける動きはテンポを容易に取り戻せて滅茶苦茶強いよ。」
プロツアーの時とレシピに変更はありましたか?
「《嵐の息吹のドラゴン》は全てサイドボードに落とした。《かき立てる炎》ですぐ死んでしまう5マナのクリーチャーなんて全然良くないからね。代わりに《灰雲のフェニックス》と《龍語りのサルカン》を入れた。それにプロツアーでは《ジェスカイの隆盛》コンボを警戒しすぎていて、4枚の《頑固な否認》に《破壊的な享楽》を1枚積んでいたけど今では《軽蔑的な一撃》にしているよ。」
このデッキにとって理想的な引きは何ですか?
「《ヤヴィマヤの沿岸》、《山》、《エルフの神秘家》、そして4枚の《凶暴な拳刃》がベストな初手だ。もちろん拳刃に速攻を持たせるためにあと1枚土地を引く必要があるけど。このデッキで最強のクリーチャーは拳刃だ。超強いし、不利な1:1交換も決してしない。《狩人狩り》の良い相棒でもある。」
私達がまだ見ていないかもしれない面白いプレイングは何ですか?
「3ターン目に特にすることがなかったら、《灰雲のフェニックス》を変異で出したり《加護のサテュロス》を素出しだ。こいつらは4、5ターン目ににプレイするのが理想的ではあるけど、一番大切なのは使えるマナを使うことだ。長期戦は望めないから、とにかく早く相手にダメージを与えることだね。そうすれば最後は《火口の爪》を相手に叩き込んでゲームセットさ。」
ティムールを使っている皆さんは、きっとこのデッキに更なる進化を与えてくれることでしょう!
Frank Karsten
October 19, 2014
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpla14/decktechtemur
プロツアー殿堂のBrian KiblerはティムールアグロでGPロサンゼルス1日目をトップの成績で終えました。「いやあ久しぶりだ!《生命散らしのゾンビ》が完全に退場してくれた今こそ勝てる時さ!」彼は《凶暴な拳刃》で相手にトドメを刺し成績を9-0にすると声高にそう言いました。
2日目は不幸にも最初の2戦を落としてしまいましたが、それでも彼の最新の構築センスとそのカードチョイスには期待がかかるばかりです。参考までに、以下が彼のレシピです。
クリーチャー:26
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4:《荒野の後継者/Heir of the Wilds》
4:《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》
4:《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade》
3:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
3:《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
4:《加護のサテュロス/Boon Satyr》
呪文:11
3:《稲妻の一撃/Lightning Strike》
3:《ティムールの魔除け/Temur Charm》
4:《火口の爪/Crater’s Claws》
1:《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》
土地:23
2:《山/Mountain》
3:《森/Forest》
3:《マナの合流点/Mana Confluence》
2:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
4:《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1:《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
サイドボード:15
2:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
2:《龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw》
2:《マグマのしぶき/Magma Spray》
3:《頑固な否認/Stubborn Denial》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3:《狩人狩り/Hunt the Hunter》
1:《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》
このデッキに至った経緯を教えてくれますか?
「あー、これまでも緑の氏族は全部、何度も何度も回ってきたんだ」キブラーは答えました。
「初めに作ったティムールは今よりもマナ加速をするモンスターズだったけど、あまり出来は良くなかった。《嵐の息吹のドラゴン》はジェスカイ相手にはとても弱くて、相手が《かき立てる炎》入りデッキの時はどんなにマナをそのフライヤーにつぎ込んでも無意味でしかなかった。」
「そんなこんなでマナクリとドラゴンを殺されまくって負け散らかした後、このデッキをよりアグレッシブにした訳だ。マナクリ自体は殴れる奴を残している。《加護のサテュロス》でマス除去のアタッカーにも出来る奴をね。代わりに《森の女人像》は解雇したし、《嵐の息吹のドラゴン》も減らして《荒野の後継者》を採用した。こいつがこのデッキの一番良い転換点で、お陰で押されてる盤面では弱い《ティムールの魔除け》がずっと使いやすくなったね。」
このようなマナを効率的に使うデッキで重要なことは何ですか?
「どのフォーマットでも結局はマナを使うものであって、そんな中でマナを手早く、上手く使用する方法はいつでもあるものさ」キブラーは説明します。
「テンポは多くのマッチでとても大切だ。その例で《荒野の後継者》は2ターン目に出しても強いし、後引きしても腐らない。」
このデッキにおける《火口の爪》の役割を教えてください。
「《火口の爪》はこのデッキで最も強力なカードの1つだね。《ショック》にもなるし《火の玉》以上にもなる。多分X=0で撃った回数が一番多いかな。3ターン目に《凶暴な拳刃》をプレイすると共に相手のクリーチャーを焼ける動きはテンポを容易に取り戻せて滅茶苦茶強いよ。」
プロツアーの時とレシピに変更はありましたか?
「《嵐の息吹のドラゴン》は全てサイドボードに落とした。《かき立てる炎》ですぐ死んでしまう5マナのクリーチャーなんて全然良くないからね。代わりに《灰雲のフェニックス》と《龍語りのサルカン》を入れた。それにプロツアーでは《ジェスカイの隆盛》コンボを警戒しすぎていて、4枚の《頑固な否認》に《破壊的な享楽》を1枚積んでいたけど今では《軽蔑的な一撃》にしているよ。」
このデッキにとって理想的な引きは何ですか?
「《ヤヴィマヤの沿岸》、《山》、《エルフの神秘家》、そして4枚の《凶暴な拳刃》がベストな初手だ。もちろん拳刃に速攻を持たせるためにあと1枚土地を引く必要があるけど。このデッキで最強のクリーチャーは拳刃だ。超強いし、不利な1:1交換も決してしない。《狩人狩り》の良い相棒でもある。」
私達がまだ見ていないかもしれない面白いプレイングは何ですか?
「3ターン目に特にすることがなかったら、《灰雲のフェニックス》を変異で出したり《加護のサテュロス》を素出しだ。こいつらは4、5ターン目ににプレイするのが理想的ではあるけど、一番大切なのは使えるマナを使うことだ。長期戦は望めないから、とにかく早く相手にダメージを与えることだね。そうすれば最後は《火口の爪》を相手に叩き込んでゲームセットさ。」
ティムールを使っている皆さんは、きっとこのデッキに更なる進化を与えてくれることでしょう!
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